2017年11月11日 10:30
濱田岳、直感で生きる強み「徒然なるままに」 - 老化も受け入れる俳優像と出会いの才能
――来年、30歳になりますが、どんな役者になっていきたいということは考えますか?
あまり考えないです。徒然なるままに。10歳の頃と今の僕を比べたら、これでも背も伸びましたし。ちゃんと老けてますし。結構、最近白髪が多く生えてきたりしていて。あんまり自分の映像って見ないんですけど、たまに見ると、あー、目尻とかシワっぽくなったなと。
――役者としてその変化が嬉しい?
楽しいですね。老けてきたぜ!っていう。
キレッキレの二枚目でお仕事しているわけではないので、髪が薄くなったりなくなったりしても、持ち様によっては武器になるだろうし。だから変化を楽しみながらですね。
――最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。
吉本くんは、立川談志師匠が言うところの「落語とは業の肯定だ」みたいな、そういう、人って愚かだよねみたいなのがよく分かる人。でも僕なんかはそこが彼を好きになる要素のひとつで。そういう人間臭さは出すようにしました。ドラマ全体としては、間違いなく地上波では見れないというか。日本一周するスケールもそうですし、僕らが頑張って作り上げた内容も地上波向けではないです。
ここでしか見れない作品です。