2023年12月21日 11:30
伊藤健太郎は友達の存在、嶋崎斗亜は母の言葉…仕事をしながら改めて感謝すること
アイドルという筋を一つ通して、その上で今後もいろんなことに挑戦していけたら嬉しいです。
――“アイドルの筋”というのは、表すとしたらどういうものだと思いますか?
嶋崎:難しいですけど、自分たちを見て少しでも笑顔になってもらって、日常の嫌な気持ちを忘れてもらえるような人になれたらいいなと思います。
――最後に改めて、作品を観る方へのメッセージをいただけたら。
嶋崎:百合という現代の女子高生が戦争の時代に行ってしまう物語だから、百合の目線で共感できる作品になっています。百合と同じ景色を見て、戦争に関して思う部分が出てくると思いますし、その中で恋愛要素もあるので、キュンキュンもしてもらえたら。「今の生活が当たり前じゃないんやな」と気づいて、大切な人をより大切にしようと思える作品になっています。伊藤:もちろんこの作品はフィクションなんですけど、僕はフィクションじゃないとも思っていて。実際にその時代に生活されていた方々は、登場人物と同じような経験をしていたと思うんです。
観てもらった方に、いっぱい考えたり感じたりしていただける作品になっているので、少しでも受け取ってもらえたら。僕もこの作品に携わって、ちょっとしたことに感謝するようになりました。