2024年2月7日 17:00
『サンクチュアリ』、相撲で“スポ根”描く新鮮さが鍵に――映像制作集団・g共同代表が評価を考察
アジアで、映画といえば日本だという時代があったので、本音を言えばすごく寂しいです。韓国のコンテンツがここまで伸びた理由には、国の投資が大きい。フランスも、フランス映画を文化的に守ろうと国が予算を投じています。日本も、国がクリエイターやコンテンツに力を注いでくれたらなと、個人的には感じるんですけどね。
――では最後に、金沢さんへのメッセージをお願いします。
これまで金沢はこういった賞に恵まれてこなかったので、受賞の瞬間はジーンと来るものがありましたね。作品が話題になる、たくさんの方に見ていただけるということも大事ですが、賞をいただけるのは特別な喜びがあります。ただ、目標は世界三大映画祭での最優秀賞作品賞。
これからももっと上を目指して頑張ってほしいです。
■蓮見智威
1968年12月8日生まれ、東京都出身。電通退社後、制作会社「モードツー」やコンサルティング会社「ロータス・ワイズ・パートナーズ」を設立し、2023年8月に「株式会社g」共同代表取締役に就任。プロデューサーを務めた作品は、映画『藍に響け』、『シノノメ色の週末』、『LOVE LIFE』、『窓辺にて』など。
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