柳俊太郎、ターニングポイントは“山崎賢人の存在”「ブラジルの人からもメッセージが来た」
――それは感動しますね。
「すげえ! こんなことがあるんだ!」って。間違いなくモチベーションのひとつになりました。これだけの人を喜ばせられるんだと実感できて。しかも日本人だけじゃなく、外国人の方もこんなに喜んでくれるんだと。それを感じられた作品でした。
○緊張しすぎて力を発揮できなかった過去
――性格的にはご自身は変化してきていますか? 現場での居方とか。
自分は反省の繰り返しで、仕事に対してはめちゃくちゃネガティブなんです。
それにものすごい緊張しいで。緊張しすぎて力を発揮できなかったみたいなことが、それこそ子供の頃のサッカーの試合とか、ほかのスポーツの試合のときでも毎回だったんです。あれが大人になってもまだ続くのかと。
――でも学生時代は、サッカーでもバレーでも活躍されてますよね?(高校バレーの宮城県大会で準優勝)
いや、「もっとできたのに」という気持ちがあります。
――お芝居でも「緊張しなくなったらおしまいだ」と、みなさんよく言いますが。
それでも緊張したくないです。「緊張しないほうがもっとできるんじゃないか」と自分は思ってしまうんですよね。本当に小さな頃から緊張しいで。