2018年2月17日 08:00
桜庭ななみ、「鹿児島の美少女」が求めた武器 中国語習得の原動力とは
に引き込まれて、すごく居心地が良い空間でした。それまでは人見知りで壁を作ってしまうこともあったんですが、台湾ではそういうことが全くなかったので不思議ですね。
――日本に戻ってきてもそれは続いたんですか?
いろいろな人とコミュニケーションを取ろうという気持ちにはなりました。ご飯を食べに行ったりとか。それまでは家で一人でいることが多かったんですが、今は以前よりは外に出るようになりました(笑)。
――「仕事の武器」を作ることが目的だったはずが、内面も磨かれていたと。
そうなっていればいいです(笑)。
○中国語・韓国語の習得法
――映画では「友情」も大きなテーマでした。
留学中でそんなことを感じる人物はいましたか?
ホームステイ先の方とは、台湾に留学して初めてお会いしました。親戚でもなければもともと知り合いでもない関係性だったわけですが、1つ1つすごく丁寧に説明してくださったり、言葉が分からない映画を観ている時でも分かりやすく教えてくださったり、そういうところからも優しさを感じました。「人情」というんですかね? 「心の底から優しい」というのは、こういう人のことを指すんだと実感しました。