2024年3月13日 11:30
山本舞香、“自分らしさ”を大切に「いつも素に近い」 ブレない姿勢と変化を語る
●「ふとした瞬間にお芝居が楽しいなと思うように」
現在26歳。デビューから12年以上経ち、女優業に対する思いや向き合い方に変化はあるのだろうか。
「昔は監督さんたちから言われた通りにやることがすべてでしたが、今は台本を読んで、自分のやりたいと思うお芝居について考えるようになりました。役になりきったことを想定し、この子ならどういう仕草をして、どういう行動をするだろう? と考えていることが楽しくなってきました」
そうなったきっかけについて聞くと「具体的な作品というよりは環境の変化でしょうか」と答える。
「自分の中で、何かふっ切れたというか。何かが原因になったというよりも、ふとした瞬間に、お芝居が楽しいなと思うようになりました。10代の頃は言われた通りにやるだけでしたが、成人して20代になり、すべてにおいて自覚を持って動かなきゃいけないとなり、仕事に対しての気持ちも全然変わっていきました」
その分、プレッシャーも増えていったそうで「特に大先輩とご一緒させていただくと緊張感が半端ないです。私は緊張すると真顔になっちゃうから、よく『機嫌が悪いの?』と思われたりしますが、まったくそんなことはなくて。