2018年4月13日 21:00
モータープール知ってる? ウエダアツシ監督が描く、少年の夏休み
一応、報告はしました(笑)、大阪(小芝の出身地)で映画を撮ることになったよって。今のところの脚本には小芝さんぐらいの年齢の役がないのですが、彼女はとても優秀な役者さんなので、また何かの機会にご一緒したいと思っています。
――準グランプリ受賞、おめでとうございます。周囲の反応はいかがですか?
業界内の方はご存知の方も多いので「おめでとう」と言ってくださるんですが、実際のところ、映画作りとしてはスタート地点というか、まだ何も始まってない段階なので、実感としてはそんなに(笑)。でも監督業はとても不安定な仕事なので、「いずれやる仕事」が1つ決まっているというのは、精神的な安定にはなっています(笑)。
――なるほど(笑)。二次審査の課題である脚本は締め切りの2日前に書かれたんですよね?
そうです、本当にダメ人間なんですよ(笑)。そもそも応募のきっかけも、第1回TCPで準グランプリ(『ルームロンダリング』)を受賞した梅本(竜矢)が大学時代からの映画仲間なんですが、彼から「オリジナルを映画化できるこんな夢のようなコンテストがあるのに、なぜ出さない!?」とケツを叩かれたからで(笑)。
脚本の締め切りが9月頭だったと思うんですけど、他の仕事もあったせいで書けないというか……書かないというか(笑)。