2018年4月20日 11:00
「『ラピュタ』テレビでも観てしまう(笑)」片岡翔監督の映画・人形愛
ベタ中のベタですよね(笑)。もう1本挙げるとするならば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
――グランプリ受賞の針生悠伺さんも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を挙げていました。
そうですか(笑)。針生さんと好みが合うんですよね。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は幼い頃にテレビで観たんですが、大人になってから観ても、映画を学んでから観ても「完璧」なんですよね。『ラピュタ』もそうです。冒険やアクション、恋や悲しみや切なさも……そのすべてが入っています。
「完璧」といえる映画がその2本です。原動力とまでは言わないですが、すごく好きな映画です。
好きな映画ばっかり、何度も観てしまうんですよね。できるだけ新しい作品に触れないといけないんですが……。本当のところ、ジブリの映画さえあれば生きていけるような気がします(笑)。――話が分かっていても、ついつい観てしまう感覚。不思議ですよね。
そうですよね。
DVDを持ってるのに、テレビで放送されると観てしまう(笑)。そうやって子どもが観ても、大人が観てもいつまでも楽しめる映画をいつか作りたいですね。今回の企画は当てはまらないですが(笑)。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のことを悪く言う人っていませんよね? 業界内でも出会ったことがありません。