2018年5月11日 11:30
吉田羊「役柄と同じ、自分の心に嘘をつくことはしたくない」人生を本能のままに生きるアラフォー女を演じて
私は恋愛することを横に置いて、仕事を優先するタイプなのでそこはすごく共感できます。仕事に生きて、仕事で評価されたいと常に思っているので。
――不倫相手の淡井淳治(吉田鋼太郎)には、仕事で評価されているつもりが実は"恋愛対象"として褒められているだけというシーンもありました。
仕事は自分に興味を持ってもらうひとつのきっかけだと思うんですけど、だからこそ利用されたら傷つきますよね。一般的には年齢を重ねると女性は恋愛をしづらくなってしまうとも言いますし……。
――そう思う女性はたくさんいます。吉田姐さんから何かアドバイスがあるとすれば?
作品の大テーマでもありますけど“人生にムダことはない”はず。その人を好きになることでしか得られない感情があるから、それを知らずに死んでしまうのはもったいない。
もし傷ついたとしても死ぬわけではないし、それを糧に強い女性になっていけば、また次の恋にタフに立ち向かえるのではないでしょうか。だからたくさん恋愛してほしいです。経験が増えることはネガティブなことではないですから。
――それには体力も必要そうなのですが、何か吉田さんは対策がありますか?
最近、石田ゆり子さんの紹介でピラティスを始めて自分の体と向き合っている最中です。