くらし情報『わたしの金言 ~芸能界と心の支え~ 第8回 鈴木おさむ「自分の付加価値とは?」 “人生終わった人”からの学び』

2018年5月25日 10:00

わたしの金言 ~芸能界と心の支え~ 第8回 鈴木おさむ「自分の付加価値とは?」 “人生終わった人”からの学び

「お前に何があるの?」といつも言われていた。もちろん犯罪はダメなことですが、この世の中において否定されていることが、その人の付加価値になることもあるんだと知った出来事でした。
○企画書の価値基準

「東大出身」が付加価値と思っていても、テレビ局に行けば、東大出身なんてたくさんいる。「イケメン」というだけで田舎の高校ではモテるけど、都会に出たり、芸能事務所に入ったりすれば、ものすごい数のイケメンがいて厳しい現実を知る。みんなが知っている付加価値は、世の中に出ると意外と通用しないものなんです。そういう中で、自分にどうやって付加価値を付けていくのか。すごく大事だなと思います。

普通の会社でも「普通の社員」と「美人の社員」の企画書、ほとんど同じ内容だった場合はどちらを採用しますか? きっと、美人の方が採用される確率は高いはずです。
自分が選ぶ側だったら、美人の付加価値の方がよく思えてしまうし、「世界一周してきた人」の企画書と「普通の人」の企画書、内容が同じだったら「世界一周のしてきた人」を採用する。世界中のいろいろなものを見てきたという期待値です。

自分には何の付加価値があるのか。僕は、今でも常に考えています。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.