市川染五郎&市川團子、それぞれの父は「変」「昆虫の心を理解している」
現在公開中のシネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつが17日、東京・東銀座の東劇で行われ、市川染五郎、市川團子が出席した。
シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつに出席した市川團子、市川染五郎(左から)
歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で楽しむ"シネマ歌舞伎"の最新作となる本作は、染五郎は父の市川染五郎(現・松本幸四郎)と、團子は父・市川中車(香川照之)とそれぞれの親子が共演を果たした話題作で、歌舞伎座で大事件に巻き込まれた弥次郎兵衛(市川染五郎※現・松本幸四郎)と喜多八(市川猿之助)のコンビが奇想天外な謎に挑む、というストーリーだ。
舞台あいさつには松本幸四郎の息子・市川染五郎と香川照之の息子である市川團子が登壇。父の日ということで、父のことを「変」という一言で表現した市川染五郎は「変な人ですよ。ポテトチップスを野菜のように食べて。もう数え切れませんね」と苦笑いを浮かべれば、香川照之について「昆虫の心を理解している」とフリップに書き記した市川團子は「家に入って手を洗うじゃないですか。洗面所に昆虫の本が置いてあるんです。リビングにも昆虫のものが置いてあったり台所にもあって、ずっと昆虫ばっかり見ていてお父さんのことが思い浮かびません」と明かして会場の笑いを誘った。
そんな彼らはそれぞれの父と同舞台で共演している。市川染五郎が「父は挑戦という言葉が似合う役者。代々挑戦している家なので、それを引き継いですごいなと思いました」と語り、同舞台で父・香川照之と初共演を果たした市川團子も「その時の芝居を見て、すごいと思いました。それに最近は『ゆれる』という映画を見て、感情を露わにしてすごい演技をしているなと思いました」と香川の演技を絶賛した。
夏芝居の風物詩として好評を博してきている『東海道中膝栗毛』。同シリーズの最新作が今年の夏も上演されるが、今年は歌舞伎座で松本幸四郎、市川染五郎、市川中車、市川團子の4人が同時に歌舞伎座史上初めての宙乗りにチャレンジする。市川染五郎は「去年父がしているところを見て、2人(市川團子と)で近い内にしたいねと話していたので、すごくうれしいです」と笑顔を見せれば、宙乗り自体初めてとなる市川團子も「宙乗りは憧れだったので、それを早い歳でやらせてもらってありがたく思っています」と夏の公演が待ち遠しい様子だった。
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