くらし情報『入江甚儀×伴大介、新旧ジロー対談で受け継がれる"人造人間"の魂 - 映画『キカイダーREBOOT』 (1) よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです』

2014年5月23日 21:35

入江甚儀×伴大介、新旧ジロー対談で受け継がれる"人造人間"の魂 - 映画『キカイダーREBOOT』 (1) よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです

黙っているけれど、ジローは何を考えているのかな、と観ている人が思ってくれるようにね。

入江:僕の場合、人間のようでいて人間でないということを表現するため、努めて無表情でいるようにしたんです。でも時折、寂しいとか切ないとかの感情が浮かび上がってくるような、繊細な雰囲気を出そうとしました。監督と最初に意見が合致したのは、『ジローの感情は観ているお客さんに読みとってもらうようにしたい』ということだったんです。無表情なジローがミツコやマサルと出会い、物語が進む中でどういう"感情"を示していくのか、そこのところを観ていただきたいです。

伴:入江くんが演じたジローの芝居は、とてもよく考えられていましたね。ずっと無表情なままではあるんだけれど、映画の最初のほうと中盤、そしてクライマックスと、ジローの感情の変化がある。そういった部分を緻密に計算して芝居をしていたと思います。


入江:ありがとうございます。まさにそういった繊細な感情の変化については、シナリオを読みながら監督と何度も話し合って、作っていったところです。

――冒頭場面から、入江さん演じるジローと高橋メアリージュンさん演じるマリとの、激しい格闘シーンがあります。

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