くらし情報『入江甚儀×伴大介、新旧ジロー対談で受け継がれる"人造人間"の魂 - 映画『キカイダーREBOOT』 (1) よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです』

2014年5月23日 21:35

入江甚儀×伴大介、新旧ジロー対談で受け継がれる"人造人間"の魂 - 映画『キカイダーREBOOT』 (1) よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです

すごいですよ。

●キカイダーの本質の部分を見事に受け継いでいる

――映画では、腕をもぎ取られて負傷したジローを、前野究治郎が助けるシーンがあります。ここでファン待望の新旧ジローの共演が見られるわけですが、共演シーンのご感想はいかがでしょう。

入江:伴さんとは、撮影のときはあまりお話をするチャンスがなかったんですよ。

伴:まあ、私の撮影は一日、いや2時間くらいで終わりましたからね(笑)。

入江:傷ついて意識もうろうとしているジローの前に、前野先生が現れるんですね。

伴:前野は光明寺博士の恩師という設定でね。ロボットのことは分野外の心理学者ですから、ジローの腕を修理してやることはできないんです(笑)。
でも、前野がジローに語りかけた言葉が、この映画の"核"になるんですよ。つまりジローの身体に組み込んでいる"良心回路"とは何なのか、を説明するのが前野の役割です。

入江:僕は撮影に入る前、参考のために伴さんが主演された『人造人間キカイダー』のDVDを観ていたんですよ。

伴:40年ほど前の作品だけど、観てどうだった?

入江:当時の最新技術や最高のスタッフ、キャストで、全力でやっているという空気が自分にも伝わってきました。

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