2014年5月23日 21:35
入江甚儀×伴大介、新旧ジロー対談で受け継がれる"人造人間"の魂 - 映画『キカイダーREBOOT』 (1) よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです
まさに人間離れした人造人間同士の戦いというイメージどおりの、スピーディな立ち回りでしたね。
入江:映画冒頭のアクションシーンが、そのままクランクイン(撮影開始)だったんです。初っぱなからあんなに激しいアクションで、驚きました。部分的に吹き替えをお願いしていますけれど、ほとんど僕と高橋さん本人で撮っているんです。事前に練習をしていたんですけれど、撮影初日にいきなり(アクションが)始まったので『あっ、撮影前に準備する時間がない!』なんて思って。この反省を活かし、次の日からは撮影の30分前に現場に入り、準備運動をするようにしました。
伴:入江くんと高橋さんとのアクションシーンは、本当に迫力があったよね。
――伴さんも『キカイダー』をはじめ、『イナズマン』や『忍者キャプター』といった数々のヒーロー作品で主演を務め、アクションをこなしていましたね。
伴:私が『キカイダー』をやっていたときは、アクションというより高いところに登ってギターを弾いていた印象が強いかな(笑)。そういう部分でも、入江くんの身体を張ったハードアクションには感心するね。
入江:いえいえ、恐縮です!
伴:入江くんは『キカイダー』に合わせたような鍛え上げた肉体を持っていて、そのまま人造人間を演じても違和感のないような雰囲気を持っています。