ロッチ・コカド、ミシンのおかげで心が安定「ミシンができれば幸せ」「欲もなくなった」
――家の中に自分が作ったものが増えていくというのは素敵ですね。
どうですね。椅子の上に置いているクッションも作ったものです。事務所の社長にも定期的に何か渡しているので、社長は「どんどん家の中にコカドが作ったものが増えていくよ」と言っていました(笑)
――大好きなミシンに関する本を発売することが決まった時はどう思いましたか?
本のお話をもらった時はありがたいなと思いました。ただ何か作りたくてやっていて、そこからの広がりは想像もしてなかったので、意外でした。
――この先、趣味のミシンを生かしてこんなことをしたいという願望はありますか?
ただただミシンがやりたいだけなので、どういう風になりたいというのは全くないんです。毎日ミシンしているのがもうゴールだから、それが続いていけばいいんです。
●どんなことがあっても「ミシンあるからいいや」と思えるように
――家でミシンをやる時間が多くなって、生活も変わりましたか?
コロナがあったり、40代になったり、いろいろ重なったというのもありますけど、家にいる時間が多くなり、外で飲み歩いたりとかは一切ないですね。
出かけるのも生地屋とかになって、遊び回ることがなくなりました。