ロッチ・コカド、ミシンのおかげで心が安定「ミシンができれば幸せ」「欲もなくなった」
それも、ミシンをやっていて無駄なことを考えなくなったからかなと。
――コカドさんの中で、幸せの最高地点にたどり着いた感じですね。
僕の幸せは、不幸なことがないことなんです。何かプラスなことがあるより、マイナスがないことが幸せやと思って生きてきたので、家でミシンをやっていたらマイナスなことなんて起こることもなく、本当に毎日幸せです。
――2024年も終盤になってきていますが、今年はどんな年になっていますか?
2022年にミシンを始めて、ただただ家で1人でやって、SNSで「こんなのできました」と報告していたら興味を持ってもらって、いろんなことに広がっていった年に。イベントにも呼んでもらい、いろんな人から声をかけてもらえた年でした。
――ミシンを始めたことが芸人としてもプラスに。
「ミシンのことをしゃべって」とか「MCの人に何か作ってきて」とか、ミシンが1個のキャラみたいな感じになって助かっています。
バラエティ番組でも、ミシンの話はほかの人がしないことなので、MCの方が興味を持って聞いてくれる感じがあります。
――ミシンも芸の一つのような感じですね。
芸人を始めた頃は、コントをやったり、トークとか大喜利とか、そういうのが芸人の芸の部分だと思っていましたが、芸人の芸がすごく広がってきたなと感じます。