ロッチ・コカド、ミシンのおかげで心が安定「ミシンができれば幸せ」「欲もなくなった」
――内面的にも何か変化したことがありましたら教えてください。
時間が空いていたらほぼミシンをやるから、余計なことを考えなくなったというか、時間があるとマイナスなことも考えてしまう時があるけど、そういうのがなくなって、何をやっている時でも「ミシンあるからいいや」と思えるようになりました。お笑いでうまくいかないことがあっても、「家帰ってミシンしたらいいし」って(笑)。どんなことがあっても、ミシンをやったら僕は楽しいから、保険というか、安心感があります。
――ミシンが心の支えに。
そうなんです。19歳の時にお笑いを1回辞めて古着屋をやったらめちゃめちゃ楽しくて、古着屋をやったら楽しいと思えたから、またお笑いに戻ってお笑い頑張ろうとやり始めたんですけど、それと似ています。ミシンやったらいつでも幸せになれるから、ほかのこともぶつかっていける。
そうなって、前より安定した感じがします。あと、いろんな欲もなくなりました。ミシンをやることで全部叶っているというか。
――以前は、どんな欲があったのでしょうか。
物欲もありましたが、それもほぼなくなりましたし、「もっとこうしたい」というような欲が、すべてにおいてなくなった気がします。