映画『ニート・ニート・ニート』、撮影現場で生まれた「くだらねぇ」
ジャニーズJr.の安井謙太郎が主演を務め、山本涼介、森田美勇人(ジャニーズJr.)、灯敦生といったフレッシュなメンバーが集まった青春映画『ニート・ニート・ニート』(が公開中だ。三羽省吾による同名小説を実写化した同作は、3人のニートとワケあり家出少女が北海道を駆け巡る、ロードムービーとなっている。
公開前の監督インタビューでは、主に男性キャスト3人の印象について話を聞いた。映画が公開された今、メガホンをとった宮野ケイジ監督に、もう少しシーンに踏み込み、ネタバレ気味の話を聞いていく。
○孤独な浮世者でいてほしかった
――知英さん主演の映画『殺る女』が10月27日に公開されて、今回『ニート・ニート・ニート』が11月23日に公開されて、監督作が続きましたね。
結果的に、と言う感じで、自分としては全然予想はしていませんでした(笑)。
――でも逆に、監督の名前が印象付けられたように思いました。今回の『ニート・ニート・ニート』は北海道を3,300km移動したということですが、監督はどんなところが印象に残っていますか?
とにかく移動距離があって、時間に追われていたという思い出が強いです(笑)。