『デイアンドナイト』生みの親・阿部進之介の「受け入れる」人付き合い
あくまで理想です。もちろん、僕のことを嫌いな人も世の中にはたくさんいると思います。すべての人に好かれようとは思っていませんが、相手のことはあまり否定しないようにしています。
――飲み屋を5軒連れ回されても受け入れた阿部さんは、すごく優しい方だと改めて思います。
まぁ、楽しかったので(笑)。一緒に飲みたくて、こちらから誘っているわけですからね。受け入れるスタンスで臨みました。
――私もお酒が好きで、決まった飲み仲間がいます。
あまり飲まない人が同席すると、「いつも同じ話で盛り上がってるよね」と不思議がられるんですよ。
ハハハッ!
――阿部さんと藤井監督はそんなことありますか?
どうかなぁ。監督は同じ話をしているかもなぁ(笑)。彼も僕と同じでこだわりがすごくあって、お酒を飲んでヒートアップすることもありますが、彼の場合は僕の話を咀嚼して、アップデートして次回の飲みに来るんです。次、僕と会うために準備をしてくれる(笑)。だから、毎回飲むのが楽しみなんですよ。これ、絶対に言われたくないことだろうなぁ(笑)。でも、すごく好きな部分なんです。
僕の言ったことをそれだけ受け入れて、向き合ってくれているんだと思います。