くらし情報『「NGT48山口真帆 暴行被害事件」調査報告書会見 3時間の全記録 第2回 NGT運営、山口真帆を説得した言葉「みんなで前を向いてがんばろう」』

2019年3月23日 14:17

「NGT48山口真帆 暴行被害事件」調査報告書会見 3時間の全記録 第2回 NGT運営、山口真帆を説得した言葉「みんなで前を向いてがんばろう」

だけで解決できることと考えていたのか。

松村:解決できるというよりもその認識の甘さということで申しますと、その時点では警察の捜査ということが一点ございました。それとメンバーへの二次的被害が広がっているのですが、メンバーへの二次的被害を阻止しなければならないと今村にも指示はしましたが、警察の捜査の行方を一番重要視しておりました。

――山口が事件を告発して以降、劇場で謝罪をしたことが事態を大きくしたのではないか。その経緯は。

松村:それは報告書にも書かれている通り、私どもAKSのガバナンスの問題に尽きるかなと思います。

――NGTの運営すべてを支配人の今村悦朗氏(現在は契約解除)に委ねてしまったということか。

松村:そこのすべてを委ねるというか、コミュニケーションが不足していたのかなと本当に情けない話ですが、それがすべての原因かなと感じております。
――確か2016年夏頃、中井りかがSHOWROOMを配信中に近くで大声が出された事案があった。その後の安全対策の見直しは。

松村:見直しはしておりますけども、それが不十分だったという誹りは免れないと思います。やはりこういうセキュリティーというのは完璧はないと思いますが、当時もその対応はもちろんさせていただきましたし、本社の方でも対応はしたのですが、それがまだまだ不十分だった。

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