2019年6月3日 10:04
岡山天音、デビュー10年目で舞台初主演「怖いけどドキドキ感がある」
そこに自分が立つのは怖いけど、だからこそ楽しめるというドキドキ感があります。
――舞台は『袴垂れはどこだ』以来、2度目の出演となりましたが、今回、どんな思いで臨みましたか?
当時16~17歳で、稽古でこてんぱんにされましたが、その時の舞台はめちゃくちゃ印象に残っています。やはりお客さんに生で芝居を観てもらえたことで、いい作用が働いた気がします。でも今回は、映像作品で培ったものが少なからずあるので、その分、怖さがあります。10代の時は、自分自身が一番変わる時期でもあったので、それと横並びにして比べることはできないのですが、前回とは全然違うので、初舞台に臨むような感覚がすごくあります。
――プレッシャーには強いタイプですか?
めっちゃ弱いタイプというか、非常に緊張しやすいです(苦笑)。現場で「本当に緊張しているの?」と、よく言われますが、それは周りの人が気を遣って言ってくれているのか、本当にそう見えているのか、定かではないです。――大海赫さんの原作絵本は、1974年に出版された児童書で、よしもとばななさんら根強いファンの声を受けて2004年に復刊されました。
実際に読まれて、どんな印象を受けましたか?
いまだに愛されている作品で、読んでトラウマになる人もたくさんいると聞きましたが、僕としては、出会ったことのないタイプの絵本でした。