伊礼彼方、もっとミュージカルを「気軽に」 異色タッグのアルバム語る(後編)
ロック寄りでエキゾチックで魅力的でした。
――それは武田さんにも伝えられているんですか?
当時ずっと言ってました! 「最後はもっとシャウトした方がかっこよくないですか」というお話もさせて頂いてましたし、自分でやりたくてしょうがないから(笑)。
――ミュージカル映画だといろいろな作品がヒットしていますが、舞台だと少女漫画的世界観の強いものが多いのかなという気がして、ロック的表現も素敵だなと思いました。
それは非常に思います。日本人の文化の傾向なのかもしれません。でも例えば2.5次元をきっかけに、ミュージカルを知ってくれたら嬉しいですし、ミュージカルには本当に良い曲がたくさんあるのに、音楽番組やヒットチャートに乗らないということがすごく残念で。世の中の方に、もっと知ってほしい。ミュージカルの認知度を上げていきたいですね。
――2.5次元ミュージカルのお話ありましたけど、Twitterに、『レ・ミゼラブル』出演中の「ミュージカル テニスの王子様」出身キャスト(伊礼、内藤大希、三浦宏規、相葉裕樹、小野田龍之介)の集合写真を載せられていましたよね。今回『レミゼ』に『テニスの王子様』出身者が5人出演していて。