くらし情報『伊礼彼方、もっとミュージカルを「気軽に」 異色タッグのアルバム語る(後編)』

2019年7月11日 12:00

伊礼彼方、もっとミュージカルを「気軽に」 異色タッグのアルバム語る(後編)

ロックミュージカルもあるし、日本でまだ上演されていない作品でも名曲が埋もれてます。あとは、先日藤岡(正明)くんがライブで『アニー』の「トゥモロー」を歌っていて、「なんて明るい曲なんだ!」と思い、歌ってみたくなりました。

――明るい役を演じられているイメージ、あまりないですね。

出演のお話を頂くとなぜか、苦悩や悲しい役が多いんですよ! 借金まみれや振られるか死ぬか……自殺も多いし、殺されることも多いし、トラブルに巻き込まれたり、なんなんでしょうね(笑)。ただ僕自身も、ずっと明るい役だと、疲れて裏であまり人と話さなくなってしまうところもあります。きっと、バランスを保とうとするんでしょうね。

――では、『レミゼ』出演中の今は明るいんですか?

すごく明るいです。10分前くらいに舞台袖に行って、みんなとおしゃべりしちゃう。
そこからの最後は「自殺」ですが。
――さらに、カーテンコールで投げキッスも。

投げキッスは普通ですよ、僕からしたら! 「愛を持って帰ってくださいね」という、感謝の気持ちです。そういえば、『レミゼ』ではのジャン・バルジャンとジャベール以外のメインキャストがアンサンブルも演じているのですがるのは、演出のジョン・ケアードによる「役者の精神バランスを保つために」

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