ニッポン放送、保守派からの変化 - 他局関係者が続々出演する裏側
』で、「食事をしていた所に弘中さんが来て、『どうやったらラジオ番組を持てるんですか』と相談された」と話していたのを聴いて、いつかできれば良いなと思っていたのですが、本格的にオファーをさせていただきました。
――そうなんですね。弘中さんにオファーした理由はなんですか。
僕が『オールナイトニッポン』のオファーをする時は「ラジオリスナーが面白がってくれるかどうか」が根本にあります。世の中のラジオを聴いていない人は「弘中さんはすごく人気のアナウンサーだし、ラジオやるんだ」という反応ですが、本当にラジオの文脈を分かっているリスナーの人たちって「船長危うし」みたいな反応をしてくれるじゃないですか(笑)。
――そうですね(笑)。リスナーは佐久間さんのことを「船長」と呼んでいます。そして佐久間さんは、以前から弘中アナを「最強のライバル」と警戒していました。
やっぱりラジオリスナーだけが分かる共通言語といいますか、リスナーだけが分かる世界観が僕はラジオの醍醐味だと思っています。なので、旬なアナウンサーを起用して話題をつくるというよりは、オードリーや佐久間さんの番組を普段から聴いているような、ラジオ好きな人たちに喜んでもらいたいという意図ですね。