2019年10月25日 17:00
菅野美穂が貫く全力姿勢「がむしゃらにやるのみ」 母親になり意識の変化も
今後、私もCGの若い自分と共演することもできるということですね。すごく新しい映画の体験ができたと思いました。
――ウィルのアクションも、実にダイナミックで、度肝を抜かれました。
よくこんなアクションを思いつくなあと感心しましたし、そのエキサイティングなシーンを、ウィル自身が演じている点もすごいなと思いました。私は小さい頃からウィルの映画を観てきましたが、ずっとトップスターで、まだ50代なんですね。ちょうど『アラジン』(19)を観たあとだったので、次はどんな作品に出演されたのかなと思っていましたが、今回の作品でもまた新境地を開拓されていました。
――アニメーションのアフレコは「ベイマックス」シリーズなどでも経験されていますが、実写映画の吹替えは初となりましたね。
声の演技は得意ではないのですが、その分、得るものも大きいという気持ちがあります。
またアニメーションとの吹替えとは全然違い、難しかったけど、とても興味深かったです。
――演じたダニーの印象を聞かせてください。私よりもはるかに肝がすわっていて、佇まいもりりしいキャリアウーマンという印象です。でも、どこか人を油断させるような何かを持っていて、メイクもほぼすっぴんだし、Tシャツにパーカーで、話していてもとてもフラットな印象の女性でした。