経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (17) 恐妻家だからこそ、うまくいく! 阿部祐二氏著『「恐妻家」が成功する22の法則』
さらに、このエピソードを通してわかるのは、阿部さんご自身が、メンターからの叱咤激励を「謙虚」に受け止め、その後、家庭教師センターの事業で必死に「努力」するようなタイプだということです。
奥様はその点もしっかりと見抜いていらっしゃいます。
実にお見事!その「謙虚さ」と「努力」、これらのキーワードについて、阿部さんはどのようにお考えなのでしょうか?直接うかがいました。
「妻は僕に対して、『謙虚でいなさい』とよく言います。
僕自身もそうでありたいと思っているのですが、時々、その姿勢を忘れてしまうと、妻から鋭い指摘を受けるのです。
その度に、『謙虚であること』を忘れてはいけないなと実感します。
また、もともと一度凝り始めると、集中し没頭するタイプなので、端から見れば、僕は相当な努力家に見えるようです。
学生時代も、極めようと思ったスポーツはとことん練習に励み、結果を出してきましたし、勉強も没頭しすぎて、親から『お願いだから、体のことも考えて勉強しないでくれ』と言われてしまうほど勉強しました。
今も日々の仕事に明け暮れるなか、毎朝のランニングを続けてますし、時間が許せば読書もします。