2012年5月30日 12:36
東京ステーションホテル公開 - 日本の首都の中心で、最高級のくつろぎを
JR東日本が実施した東京駅丸の内駅舎の報道公開では、駅舎内に開業する「東京ステーションホテル」の一部も公開された。
全6タイプの客室の中から「パレスサイド」「ドームサイド」の2室と、開業当初から存在したトンガリ屋根の内部を活用した最上階の「The Atrium」だ。
デザインコンセプトは「ヨーロピアン・クラシックと現代デザインの調和」という。
1915年に開業し、約100年の歴史を持つ名門ホテルが、復原された国の重要文化財・東京駅丸の内駅舎で、その歴史、格調、快適さにおいて新たな1ページを刻むことになる。
ホテル全体のインテリアデザインには、英国のリッチモンド・インターナショナル社を起用し、国内・海外から上質な素材を選んだという。
3階建てとなった丸の内駅舎のうち、2~3階の大半をホテル客室が占める。
「パレスサイド」は東京駅の正面玄関と丸の内オフィス街に面した西向きの部屋。
客室数は81室あり、最も多いタイプだ。
広さは26~58平方メートル。
公開された部屋は40平方メートル。
窓から皇居に通じる行幸通りが見えるほか、次々に建てられた丸の内のビル群が並び、夜には商業スペースのにぎやかな明かりを楽しめる。