2012年6月19日 16:01
”婚活疲労外来”の医師に聞く - 婚活で病気にならないために
症状はうつ病、不安障害。
「結婚相談所でマッチングされた相手からのメールが減った」などささいなことで疑心暗鬼になってしまう人もいるという。
小野医師は、「婚活は、ほかにはないような特殊な場面。
一回断られるだけでも大きなダメージを受けることになる」と語る。
婚活においては、年齢、学歴、年収、性格、マナー、エスコートの仕方、家族、住むところなどあらゆるところから評価される。
しかも、婚活ではどうして相手から断られたかがわからない。
理由を伝えないのは相手のことを思ってのことなのだが、それが分からないだけに、あらゆる点、全人格を否定されたような気持ちになってしまうのだという。
婚活疲労で不調におちいってしまうのは、きまじめな人や余裕がない人に多いそうだ。
小野医師は「思い込みが激しい人にも多い。
例えば、何歳までに結婚しなくては、と自分で年齢に制限を設けてしまうようなことです」と話した。
「婚活は、疲労するにはする」と小野医師。「ただそれが疲労だけなのか病気なのかが、その人への道案内のポイントになる。
ものごとをマイナス方向に考えがち、というと鬱(うつ)の可能性がある。