どこで学ぶかより、何を学ぶか。大阪で覚えた英語で、いつかはハリウッドへ - 角田信朗さん
日本人はアクションを起こすのが下手なんです。
例えば、「on」と書くところを「to」と書いたら「×」とされ、「話しても通じないのでは」と考える人も出てくる。
でも、そんなこと気にせず、僕が大学生のころにやったように、街やバーにいる外国人の方を捕まえればいいわけです。
ほかにも、今は映画のDVDも「字幕付き」「字幕なし」を選べます。
最初は「日本語字幕付き」でストーリーを頭に入れ、次は「英語字幕つき」で何を言っているのかを聞き、最後は「字幕なし」で見るというトレーニングは効果あると思います。
僕もよくやっていますが、好きな映画なら退屈はしません。
――「英語が話せてよかった」と感じたのはどんな時でしたか。
海外の格闘家とのエピソードも聞かせてください。
K-1の競技統括担当の立場では、大会前日のルールレビューも英語で行ったり、正道会館を海外に広めたいという方とも、コミュニケーションを取ったりしています。
関西外国語大学で身に付けた英語は、こんなところで役立つんだなぁという感覚です。
あとこんなエピソードもあります。
かつて日本人に愛され、今年で13回忌を迎えるアンディ・フグという選手がいました。