2012年9月22日 12:15
名古屋の「シャチボン」に代わる新興「名古屋スイーツ」はブレイクするか?
この小倉トーストの軽食版が、パスコ(敷島製パン)から出ている「小倉&ネオマーガリン」だ。
売れているのは圧倒的に名古屋だが、全国展開されている。
ちなみに敷島製パンの本社は名古屋。
なるほどネ。
え?小倉トーストはもう全国区の名古屋めしだって?そういえば最近は名古屋生まれのコメダ珈琲店が日本中に店を出そうとしているし、コメダなら普通に食べられる。
では切り口を変えよう。
スイーツの次のキーワードはずばり「生」だ。
いまちまたで人気の「とろなまドーナツ」。
これは2010年、愛知県で生まれたスイーツだ。
さらに生とは少し違うが、「なめらかプリン」も愛知県で生まれた。
このように、ナゴヤ人はなぜか「生」に目がない。
しかしこれらは実は新参者だ。
ひところ「ぬれせんべい」が話題になったが、名古屋スイーツの原点をご紹介しよう。
名古屋にはその名も 「生せんべい」という唯一無二の存在があるのだ。この伝説的ご当地スイーツの歴史は、戦国時代にまでさかのぼることができるという。
戦に負けて敗走中の徳川家康が、あまりの空腹に耐え切れず、百姓家の庭先に干してあった生のせんべいを焼かずに食べたことから、生せんべいは生まれたそうだ。