くらし情報『不動産アドバイザーに聞く。賃貸部屋で楽器の演奏はOK?』

不動産アドバイザーに聞く。賃貸部屋で楽器の演奏はOK?

と聞かれ、「電子ピアノでもダメです。

演奏はやめてください」と言われたそう。

釈然としないBさん……。

消音機能を使っても楽器はNGなのでしょうか。

ケース1:はい、原則禁止です。

問題は楽器から出る音だけではなく、「固体振動音」という鍵盤をたたく音やペダルを踏む音にもあります。

この音は床や壁などを伝わる性質があり、上下左右の部屋に限らず、ななめ下やななめ上の部屋へも振動を与えることがあるのです。

本人はヘッドホンから流れる演奏の音で気付かなくても、近隣の住人には騒音となって響いていることが多々あり、トラブルを引き起こすもととなります。


では、部屋で楽器演奏がしたい場合はどうすればいいのでしょうか。

穂積さんはこうアドバイスをします。

「自己判断をせずに、部屋探しにあたってはピアノ可や楽器OKと書いてある物件を探しましょう。

演奏可能な場合は、広告や部屋の概要書に明記されています。

また、仲介業者に『楽器の演奏ができる部屋を探している』ということをはっきりと伝えましょう。

分譲マンションの方が楽器の許可が得やすい、音楽大学や音楽科がある大学の近くでは探しやすいという傾向はありますが、演奏できる時間帯(10時~20時までなど)

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