競馬好きの夢! 「競走馬」を走らせる際の”コスト”や”獲得賞金”の内訳は?
特別出走手当は重賞競争の場合は41万円、特別競争は38万5,000円、1勝している馬のレースは37万円、1勝もしていない新馬・未勝利戦は35万円の出走手当てが支払われます。
さらに東京競馬場、中山競馬場、京都競馬場で行われたレースに関しては、これらの金額に1万3,000円を上乗せして支払われます。
他にも「内国産場所有奨励賞」や「距離割増賞」、「父内国産馬奨励賞」など、さまざまな手当てがあります。
これらの賞金や手当てを考えると、月の厩舎預託費70万円を稼ぐには、月に2回レースに出走させれば「出走手当」だけで70万円を超える計算になります。
もし入賞すれば1レースで月の厩舎預託費をカバーすることも可能でしょう。
コンスタントに走らせることができれば、ランニングコストをカバーするだけなら意外と簡単なのかもしれません。しかし、馬の購入費用と牧場育成費用を減らすことは難しいでしょう。
馬の購入費用と牧場育成費用の元を取るには、さらに上のクラスのレースに出走させて同じように優勝、または入着させていかなければなりません。
1,000万円の馬の場合は、重賞競争で入賞したり、長い期間コンスタントに走らせて何度も入賞すれば、元を取ることはそこまで難しくないでしょうが、何億もの高額な馬の場合、「そこそこの活躍」