くらし情報『あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断 (34) 37歳主婦、夫は自営業で月収44万円。小学受験させたいが、金銭的な親の負担は?』

2013年8月29日 08:15

あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断 (34) 37歳主婦、夫は自営業で月収44万円。小学受験させたいが、金銭的な親の負担は?

教育費総額の公立と私立の差については、最も差が大きいのが小学校で私立が公立の4.8倍、次いで中学校の2.8倍となっています。幼稚園3歳から高等学校3年生までの15年間においてすべて公立に通った場合では、約504万円、すべて私立に通った場合では、1,702万円となり、約3.4倍の差があります。

もし、お子様が2人とも高校まですべて私立の学校を選択すると、3,404万円もかかります。さらに私立大学(お子様が男子なので理系と仮定)の費用も加算すると、なんと4,386万円にもなります。首都圏のマイホーム1軒分と同じですね。

特に村田様の場合考えて欲しいのは、ご主人の病気や事業がうまくいかなくなった時に収入がすぐに途絶えてしまうことです。そうなると、せっかく私立に入ったのに途中で公立に変わらなければいけなくなり、お子様に心の負担をかけることになるかもしれません。あらかじめ4,000万円くらい貯金をしてそれを取り崩していくのであれば問題ありませんが、そんな貯金は若い時にはあるはずもありません。
また、お子様の教育費でお金を使ってしまい、老後の資金がないということもよく聞く話です。

初めにも書きましたが、私立と公立の費用の差が一番大きいのが小学校です。

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