【コブスくんの使えそうな仕事術】どうやったら“偉人”になれるの? 偉人研究家に聞いた
このように、偉人となる人物には自分がやりたいことがはっきりしている人が多いという。なるほど。これはよく分かる気がします。
☆抜群の行動力
阪急電鉄の創始者である小林一三は、電鉄会社を起こすときの資本金をさまざまな人物を相手に、時には土下座して集めた。いざとなったら抜群の行動力を示す。これも偉人の条件だ。
☆人を巻き込んでいく力
例えば経済学者のマルクスには、エンゲルスという経済的な意味で彼を応援する人物が居たそうだ。このように、成功者になる人間にはなぜか周囲に強力な理解者が居ることが多い。
それはその偉人の人を巻き込んでいく力によるものではないか、と山口さんは分析する。
☆不器用である
何かを成し遂げる人間は、意外なほど不器用な人間が多い。偉人にもさまざまなタイプがあるが、経営者に限って言えばさまざまな人の協力は不可欠。不器用な人物は不器用であるがゆえに、なぜか助けてしまうような力をもっているのではないか、と分析する。
☆不屈の根性
そしてどんな困難に巻き込まれても決してくじけない。スティーブ・ジョブズは自分がスカウトしてきた社員に会社を追い出される羽目にあったが、それでもあきらめなかった。