【COBCOB世論調査】子どものころに読んだ衝撃的で印象深い絵本って?
(26歳/女性)
『かわいそうなぞう』作:土家由岐雄、絵:武部本一郎、他/金の星社
「戦時中に動物園でゾウたちが処分される話。戦争という出来事を初めて知ったのがこの本だったので、忘れられないです」(24歳/女性)
切ない気持ちや、やるせない気持ち。感情にはいろいろなひだがあることを初めてしったきっかけが絵本だった、という人が多かったです。子どものころは悲しみや恐怖がとても大きく感じられますよね。
■不思議な言葉・表現に衝撃
『うろんな客』著:エドワード ゴーリー/河出書房新社
「変な生き物がいきなりやってくる話。うろんという言葉の響きとキャラクターの不可思議な絵が夢に出て来ました」(24歳/女性)
『ちびくろ・さんぼ』著:ヘレン・バンナーマン、他/瑞雲舎
「トラがぐるぐるまわってバターになるシーンで、本気でそうなるものだと信じていた」(27歳/男性)
『めっきらもっきらどおんどん』著:長谷川 摂子 、イラスト:ふりや なな/福音館書店
「主人公がおばけと一緒に遊ぶ話で、その妖怪がちょっと怖くて面白かった。あと絵がミステリアスで、読む度に夜中に一人でトイレに行くような恐怖感と不思議感があった」