【コブスくんのモテ男道!】歯科医の教え 節水もできる「歯磨き」とは?
『ドライマウス』という病気と診断されることもあります」と答えます。
その対策について、
「理想として、『赤ちゃんのようにあふれるだ液』をイメージしながら、『だ液による歯磨き』(後述)をしてください。その後、あご関節を左右に軽く動かす、深呼吸を繰り返すなどの軽い運動を行います。ただし、口の渇きがひどいなと思ったら、可能な限り、早めに歯科医に相談してください」と説明したうえで、
「『だ液歯磨き』は、『節水できる歯磨き法』でもあるんです。その方法こそが口腔のトラブルを防ぐのには有効なんですよ」と言う江上先生の秘策とは……。
■ゆすいだ水を飲み込む
「朝起きたときと就寝前の1日2回、歯磨き剤を使わないで、歯ブラシだけで歯を磨きます。その後、少量の水を口にふくんで、ぐちゅぐちゅと縦横にそれぞれ4~5回ほどゆすぎ、その水を吐き出さないで、ゴクンと飲み込むのです」と江上先生。
えっ、飲み込む!?驚きのリアクションを見せたところ、江上先生は、
「自分の口のなかのものを飲み込むことはなにも汚くはありませんよ。
それに、たとえば、断水など水を大事にしたい状況になると、歯磨きを怠るようになります。口をゆすいで水を吐き出す行為が辛くなるんですね。