【コブスくんのモテ男道!】心療内科医に聞く。怒りをコントロールする方法
「皆さんも覚えがあるかと思いますが、体調が悪いときや、おなかがすいているとき、眠いときなどは自律神経がバランスをくずしやすいので怒りやすくなります。
『今日はどうもイライラするな』と思ったら、まずは自分の体調がどうなのかを考えましょう。『朝食を抜いておなかが減っている』とか、『風邪気味だな』、『睡眠不足だ』と認識すれば、怒りの感情を理性にスイッチさせることができて、コントロールしやすくなります」
では、「元々、怒りっぽい性格」の人の場合は、どう対処すればいいのでしょうか。
「怒りやすい性格の場合、うつの場合も同様ですが、『自分はストレスに対する耐性が低い』のだと自覚することです。コントロールとは、認識・自覚からはじまります。
すると、『自分の怒りは正当なのか、感情過多なのか』と考えることができます。また、次に『相手はどう思っているのか?』と想像してみることです。
相手の立場に思いをいたらせることができれば、コントロールができていると考えてください。
そして、繰り返しこの段階を意識して、思考の練習を行います。ムカッと来た瞬間にそこまで想像できるようになると、正当な理由なく怒る気持ちは薄れていくでしょう」