【コブスくんのモテ男道!】いまどきウェディングで失敗しない演出のコツ
「あと、大事なのはキャンドルサービス。新郎新婦がゲストのすぐそばに行ける数少ない時間なので、うちでは6~7割のお客さまがやります。
キャンドルではなくても演出アイテムなどを使って、一度は各テーブルを回るといいでしょう。披露宴ではどうしても、『新郎新婦を遠くから見る』という形になりがちですから」
――いろいろと、演出のことを考えないといけないんですね。自分のときはどうしよう……。
「『何かしなくちゃ!』とあせる新郎新婦は多いのですが、ある程度歓談の時間も必要です。むしろ、詰め込み過ぎは逆効果。2時間半の披露宴でも、式辞やケーキカットなどの冒頭で30分、両親への贈り物や花嫁の手紙といった締めで30分はかかります。
お色直しも最低30分となると、演出の時間ってあまり残らない。詰め込むと、ゲストが食事をゆっくり味わえなくなります。料理を楽しみにいらっしゃる方は多いので、食事時間はきちんと確保した方がいいですね」
――たしかに。ほかに、避けた方がいいNG演出例はありますか?
「自己満足だけのものや、配慮に欠けるものはNG。例えば、お見送りのお土産に披露宴でかかっていたBGM集CDなど……。