【エンタメCOBS】結婚と離婚にかかるお金は、いくら?
離婚を想定してではないですが、もめ事を避けるためにも、できればしておきたいのが、婚姻期間中に意識したい二人の財産の"みえる化"。すなわち、お互いの財産状況を知ることです。
結婚してから築いた財産は"名義にかかわらず"財産分与の対象となります。離婚時に受け取れるべきお金がきちんと手元に入るよう、特に男性より平均年収が低いとされる女性は結婚と同時に意識することは重要でしょう。
初めにも述べましたが、ライフイベントにはつくづくお金がいるもの。結婚のように自ら計画できるイベント以外にも、不測の事態への対応も日ごろから考えておきましょう。
そういう意味でも、少なくとも年1度は、預貯金、不動産、有価証券など、自分たちの財産を"棚卸し"して、どれぐらいの支払い能力があるのか考える機会を設けてみてはいかがでしょうか。
(文/森眞奈美)
■著書プロフィール
森眞奈美(もりまなみ)
サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。
退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」「クレジットカード・電子マネー」「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。