【コブスくんのモテ男道!】心療内科医に聞く。睡眠中の「金縛り」はどうして起こる?
『早く目覚めよう』と自ら試みてください。そのために、『目を左右に動かそうとするといい』、『声を発しようとするといい』、とも言われています。
目覚めたら、霊的な体験だと思わずに、『疲れているんだな。今日はゆっくり寝よう』と考えてください。金縛りの経験を、心身のケアをするきっかけと思うことが大切です」
金縛りが癖になることはあるのでしょうか。
「健康な場合は、そうあることではありません。もし1週間に2回以上起こるようなら、ほかの病気が隠れていることも考えられます。かかりつけの医師か、内科、心療内科を受診して相談してください」
あの不可解な感覚が、自分の疲労から来る睡眠中の症状だということが分かって安心しました。
それなら対応も考えられます。疲労を感じたら、金縛りにあう前に心身を休ませることを意識したいものです。
監修:野崎京子氏。心身医学・ペインクリニック・麻酔科専門医。京都大学医学部卒。国立京都病院、大阪赤十字病院などをへて、現在、心療内科・ペインクリニックの野崎クリニック院長。著書に『心療内科女医が教える人に言えない不安やストレスと向き合う方法』(マガジンハウス1365円)がある。