【エンタメCOBS】人ごとではない痴漢冤罪(えんざい)を防ぐには?
そのとき重要なのは、「時系列をハッキリさせ、不明確なことは話さない」こと。
被害を訴える女性側の証言は、矛盾があったとしても「恐怖でパニックになっていたため」となりますが、男性側はそうはいきません。単なる記憶違いでも、供述に事実と矛盾する点があれば致命的になります。焦ってペラペラとしゃべるのは、絶対にダメ!供述調書も必ず確認し、納得いかないことがあれば署名してはいけません。
■もしも留置場に入れられたら
万一、逮捕・留置が避けられなければ、留置場ではおとなしく過ごすのがポイント。つまらないことで盾突いても、悪い印象を与えるだけです。不当な扱いを受けたら、弁護人を通じて改善を要求します。
また、同房の人には、世間話以上のことは何も話さないこと。
警察が、同房者を通じて情報を得ようとすることもあります。もし何か聞かれても、事件については一切口にしないほうがいいでしょう。
■裁判になったら「人違い」と主張する
「どう考えても、女のでっちあげだろう」というときも、「人違いです」と主張するのがベストです。よほどの証拠があれば別ですが、「女性が嘘をついた」となると、検察のメンツは丸つぶれになり、上訴される可能性も高くなります。