【エンタメCOBS】キュウリパックは効果なし? 「栄養がない」は間違い?
さらに、脂質、脂肪を分解する新型の強力な酵素、ホスホリパーゼが抽出されたという報告もあります。
●香り成分『キュウリアルコール』
キュウリの、青臭い香りは、キュウリアルコール(C9H12OH)と呼ばれ、森林浴の香りの一つです。ストレス解消に効果があるとされています。
●苦味成分『ククルビタシン』
ヘタの部分には苦味成分があり、これもウリ科特有の成分です。抗ガン効果があることが分かっています。
このような成分はあまり知られていませんが、重要な働きをするものばかりです」
■美容にも健康にもおすすめのキュウリ、食べ方は?
――キュウリに、こんなにパワーがあったなんて……。
「暑さ対策や夏バテ防止に、毎日でも食べてほしいですね。ただし、東洋医学ではキュウリは陰性の強い食べ物、つまり体を冷やすものですので、冷えが気になる方は塩もみしたり梅干しと混ぜたり、陽性の強い食品と組み合わせるといいでしょう。
また、特に冬場のキュウリは冷えやすいので注意してください。腎機能の向上やむくみ防止の効果はあるものの、冷えは女性の大敵です。生ではなくぬか漬けで食べるのがおすすめです。
ぬか漬けにすると、代謝、デトックス効果のあるビタミンB群が増えますし、ぬかに含まれるミネラルも摂取できます」