【エンタメCOBS】人類は終わりません! マヤの暦のお話
なので、もしマヤのハアブ暦のカレンダーが現在も販売されていたら、19枚の紙面が必要で、最後のページは5日だけ、というものになっているはずです。また、きちんと365日ごとに1年を回していっても、うるう日を置かないと実際の季節とずれが生じてしまいます。
マヤの人たちはそれも認識していたと考えられています。
さて長期暦です。長期暦は前述のとおり、紀元前3114年のある日を開始日と決めた延々と続くカレンダーです。
1キン=1日
1ウィナル=20日
1トゥン=18ウィナル(360日)
1カトゥン=20トゥン(7,200日)
1バクトゥン=20カトゥン(144,000日)
という位で構成されています。例えば、わかりやすく長期暦の1バクトゥン1カトゥン1トゥン1ウィナル1キンという日があったしましょう。
1バクトクン=144,000日×1=144,000日
1カトゥン=7,200日×1=7,200日
1トゥン=360日×1=360日
1ウィナル=20日×1=20日
1キン=1日
――なので、合計すると151,959日です。
基準日より151,959日ということになります。ざっくり365日で割ると416.326年です。