ペットの飼育頭数が増え、それに合わせて獣医さんの出番も増えています。最近の獣医さんのお仕事について、ひがしやま動物病院、院長の東山哲さんに伺いました。
■猫はあまり病院に来ない!?
――来院する患畜はやはり犬が多いのでしょうか?
東山院長来院する件数では、犬は猫の4倍ぐらいでしょうか。
――猫はそんなに少ないんですか。
東山院長猫を飼育されている方はあまり病院に連れて行かない傾向があるんですね。運んでくるのが大変なんです。猫ちゃんは警戒心が強く、引っかいたりかんだりして抵抗するコが多いので(笑)。飼い主さんが病院まで運ぶのを敬遠しがちなんですよ。
――犬も嫌がりませんか?
東山院長犬なら散歩の途中に寄ったりできますしね。
――でも病院に着くと「だましたな!」っていう目でじっとこっちを見ますよね(笑)。私も経験があります。
東山院長まあ、それでもさすがに引っかいたりはしませんでしょ(笑)。猫ちゃんは病院でパニックになってしまうコもいますしね。飼い主さんも一苦労です。
――猫はあまり病院に来ないんですね。知りませんでした。
東山院長そうですね。もっと頻繁に来ていただけるといいんですが。