と思う人がいるかもしれません。あるんです。
南アフリカ共和国にはサトウキビ畑で働くための多くのインド人が移住しました。彼らが持ち込んだ食文化です。具はひき肉に野菜で、味付けは塩味です。
●トライプ(tripe)「オファル」とも呼ばれるそうで、「くず肉」の意味だとか。臓物などを使った肉料理で、日本人なら「要はホルモンのことじゃないの」と思うでしょう。カレーで風味付けをしたりするそうです。
スパイス好きなんですね。
野菜の煮込み料理もあります。
●チャカラカ(chakalaka)
アフリカ南部で食べられているスパイシーな野菜の煮込み料理。ニンジン、インゲン豆、ナスなどをいためて、しんなりしたら塩コショウで味を調えて煮ます。クミン、ターメリック、ガラムマサラなどが使われるので「ホットな味」になります。
いかがだったでしょうか。いささか駆け足ですが、アフリカ料理についてご紹介してみました。実際に食べたい人のために、東京でアフリカ料理を食べられるお店を最後にご紹介します。
■アフリカ料理『神楽坂 トライブス』
神楽坂にあるアフリカ料理店です。「ダチョウのたたき」「ワニのソテーマンゴーソース」