【コブスくんのモテ男道!】40代以上の「オトナ婚」の魅力とは?
「20代、30代の自分とは変わっていることを計算に入れて、これからを考える」ことができれば、人生が違うふうに見えてくるのではないでしょうか。
交際を始めた当初、「私は独身主義者だから結婚はしない」と断言していた桜井も、今は「結婚して幸せになれた。がぶり寄ってくれてありがとう」と言っています。慣れ親しんだ環境を変えることをためらってしまう年齢ではありますが、いざ踏み出してみれば、オトナだからこそ、うまくやっていくことができる。「自分のこれまでの人生は、決して間違っていなかったな」と感じさせてくれるのが、オトナ婚だと思います。
――ありがとうございました。
成熟世代だからこそ味わえる、「結婚することの充足感」が伝わってくるお話でした。年齢を重ねても「結婚」という選択肢があり、周囲がそれを祝福する時代。
そのスタイルは、これからどんどん増えるような予感がします。
取材協力:衿野未矢氏。作家。現代人の心の奥底にせまるノンフィクション作品を、精力的に発表し続けている。モットーは、「依存症や不倫など、表に出にくい現象にこそ、人間や社会の本質があらわれる」。ランナーであり、落語家でもある。『十年不倫』(新潮文庫)