【コブスくんのモテ男道!】40代以上の「オトナ婚」の魅力とは?
式場やヘアメークの人たちも、ごく自然に受け入れてくれました。
こうして結婚式や披露宴イベントをとことん楽しめるということも意外な発見でした。若いカップルと違い、さまざまなセレモニーに出席した経験があるため、「どんな披露宴にしたいのか」を明確にイメージできます。
親や式場など周囲の言うなりになることなく、「したいこと」と「したくないこと」が判断できます。手伝ってくれる友人たちも経験が豊富だからスムーズだし、別料金のかかるオプションを強く勧めてくる式場と駆け引きをするのも楽しかったです。
――住み慣れた東京を離れ、地縁のない魚沼へ行くことに不安はありませんでしたか。
衿野さん一人暮らしをやめて家族と暮らすことの方が私にとっては大きな変化でした。それに比べたら、住む場所が杉並区でも魚沼市でも、そう変わらないのではと思いました。
それに、「生粋の魚沼人である夫と自分が合うということは、魚沼の人たちの気質とも合うのではないか」という気がしていました。
■束縛や不自由な思いが、「安心感」に変化した
――「オトナ婚」の魅力とは、どういったところでしょうか。
衿野さん結婚して気付いたのは、30代ぐらいまでは面倒に感じられたこと、例えば「家族がいて、自分の都合だけでは動けない」