襟と袖に控えめにフリルが入っている光沢のあるブラウスは、スカートと合わせると私には甘くなりすぎて難しいのだが、このベイカーパンツのおかげで抵抗なくするっと着られる。
ゴールドのチェーンのミニバッグを持ち、アクセサリーも足元もうんと女らしくして。
3.ハイヒールのショートブーツを合わせる
ベイカーパンツは秋冬が難しい。
春夏は素足にパンプスやサンダルをはくことで簡単に抜け感を作れるのだが、秋冬はどうしても足元が寒くてつらい。
そこで、エレガントなアンクルブーツと合わせて裾を短くくしゅくしゅするコーデに。ブーツとパンツの裾の間のわずかな部分に肌を露出させることで、一気に女らしさをアップできる。
素足に見えるナチュラルストッキングに、ブーツ内部に隠れる丈の短い靴下を内部に仕込めば防寒もばっちり。
ベイカーパンツを穿くときは、「足元は女らしくする」と決めている。
実はスニーカー、エンジニアブーツ、モカシンなど、いろいろな靴に合わせてみたが、どうにもこうにも「可愛く」なることは残念ながら私にはなかった。平たく言うと自分には似合わなかった。
年齢もあるし、体型や雰囲気、髪型などの要因もあるが、どうしても作業着系の服はやっぱりある程度の年齢になると、どこかにうんと女らしいテイストを入れないとバランスが悪いのだと思う。