日本文化の象徴として、その過去・現在・未来を見つめる特別展「きもの KIMONO」
の技法を用い、フランスに留学しグラフィック・アートを学んだ素養を活かした作風でモダンなデザインに構成されています。
友禅訪問着 白地位相割付文 「実り」 森口邦彦作 平成25年(2013) 前期展示:6月30日(火)~7月26日(日) 東京・株式会社三越伊勢丹蔵
このほか、芸術家の岡本太郎原案の作品や、辻が花染を蘇らせた久保田一竹のインスタレーション、 現在の人間国宝による作品、そしてアーティストのYOSHIKIさんの作品が鑑賞出来ました。日本人が育み、守ってきた衣装美、手技、美意識。その感性の凄さを再認識する大充実の展覧会でした!このきもの文化がまたどのような変遷を辿っていくことになるのでしょうか。
平成が終わり令和時代のモードを創造していくのは私達です。染織の素晴らしさを繋いでいきたいですね。 それから豪華な装丁の美術学術書のような図録も素晴らしいですよ。東京へのお出掛けが難しい方は通販もされていますので、ぜひご覧になってください。
夏の暑い期間ですが、ぜひ和装でお出掛けして楽しんでいただきたいです。必見です!
■開催概要
会期:2020年6月30日(火)〜2020年8月23日(日)