庭野:ランジェリー好きにとって、ランジェリーは誰かに見せるために選ぶものじゃなくて、自分のために選ぶものなんですよね。清楚な装いをしてるのに、その下には実は大胆なランジェリーをまとっている……。それを知っているのは自分だけで、そんな自分が楽しいし、好き、みたいな(笑)。
石川:わかります(笑)。私はここ何年も、大事な商談やプレゼンなど、「今日はキメたい!」みたいな日は必ず、赤いランジェリーを選んでました。でも、最近は白もよく着るようになって、赤はランジェリーボックスの奥の方へ(笑)。
山田:出番が少なくなったランジェリーは奥にいっちゃいますね(笑)。よく身に着けるものとそうでないものは、人生のときどきで変わる気がします。
石川:その日食べたいものを選ぶのと同じで、ランジェリーも自分がそのときに求める色を、自然と選ぶようになったなぁと思うんです。それこそもう、自分の感情の思うがままに(笑)。結果、自分らしく、堂々と、自然体でふるまえる気がするんです。
庭野:無理したり、何かに縛られたりしたくないと思います。私は洋服はTPOに合わせるのを前提に、清楚に見えるきちんとしたものを着たいんです。